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専門性
1929年に新居浜から大阪への硫酸輸送を開始して以来、液体化学薬品輸送の専門領域において着実に実績を積み重ねてまいりました。現在では、国内屈指のシェアを誇る塩酸専用船をはじめ、水硫化ソーダ専用船や1,000トン積みの大型ケミカル船など、多様な液体貨物に対応する12隻の船舶を運航しています。
高度な管理を要する化学薬品を、長年培ってきた知見と技術で安全に届ける。この安定した輸送体制が、多くの荷主様から選ばれる理由です。
安全
内航船においてはISMコードの認証取得は義務ではありませんが、安全航海に対する社会的要請の高まりを背景に、その重要性が広く認識されつつあります。当社では、こうした動きを踏まえ、ISMコードに則った安全管理システムを構築し、任意ISMコード認証制度により認証を取得しております。
2011年に松田汽船がDOCの証書を、そして隆祥丸がSMCの証書を交付されました。安全管理システムの運用と更新審査を通じて、安全管理体制の継続的な向上を図っています。
また、隔月開催の「安全品質推進委員会」では、荒天対策や火気管理といった具体的な目標を設定し、着実に改善を進めてきました。ドック期間には、安全教育やAED・救助講習を実施し、乗組員一人ひとりの安全意識を高めています。
荷主様からの安全表彰をはじめとする厚い信頼は、こうした取り組みの積み重ねによるものです。
環境
次世代に豊かな海を引き継ぐため、環境負荷を低減する先進的な船舶の導入に注力しています。2017年に竣工した「興祥丸」は、国土交通省が定める「内航船省エネルギー格付制度」において、日本第一号となる最高評価の「★5」を取得しました。
さらに、脱炭素経営の推進や「グリーン経営認証」の取得を通じ、荷主様のサプライチェーンにおける環境対策にも貢献しています。
DX
安全強化のため、全船に運航管理アプリ「Aisea PRO」を導入し、ライブカメラの映像を含め、陸上からリアルタイムで運航状況を把握できる体制を整えました。
また、デジタル化によって動静報告などの事務負担を低減し、そこで生まれた時間を訪船による対話に充てることで、現場の課題解決を迅速化しています。
ITツールを活用した情報の可視化と丁寧なコミュニケーションの両軸で、質の高い輸送品質を支えています。